文京区社会福祉協議会では、地域の皆さまからのご寄付を随時受け付けています。

　最近は、「遺贈」という形でご寄付をいただくことがありますが、今回は、「故人の遺志を叶えたい。」という方から文社協にご寄付をいただきましたので、ご紹介します。

（※遺贈とは、「遺言」によって遺産の一部またはすべてを相続人以外の者や団体に無償で譲ること。）

 

 

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　昨年末、お電話で『施設に入る前に２０年ほど文京区に住んでいた叔母が亡くなり、「文京区のひとり親の子どもたちに寄付をしたい。一人で頑張って子どもを育てている人の力になりたい。」とよく話していたので、どこかに寄付をしたいのですが？』というご相談をいただきました。

叔母様は若い頃から働かれていて、80歳を過ぎても会社の経理事務を任されていたそうです。趣味は絵を描くことで、区の絵画展に出品し表彰されたこともあるそうです。近所にある六義園の散歩をとても楽しみにしていらっしゃって、散歩途中のお店で購入した桜の花びらが入った手作り石鹸などを姪御さんにプレゼントするなど、文京区での生活をとても気に入っていらしたとのことです。

　昨年、９４歳でお亡くなりになり、相続をされた姪御さんが、生前、叔母様がよく話されていた「文京区のひとり親の子どもたちへの寄付」というお気持ちを汲んでご相談いただき、遺産の一部をご寄付していただきました。

　文社協では今回いただいたご寄付をご遺志に沿って、ひとり親家庭や貧困家庭への支援事業に活用していきたいと考えています。

 

 

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　文社協の地域福祉事業は、寄付・会費・補助金で運営をしています。継続した地域福祉事業を運営していくために、地域の皆さまからの財政面の支えが必要となっています。ぜひ、地域でお困りの方やボランティア団体等をサポートする力になっていただきますよう、ご協力をよろしくお願いいたします。

寄付、会費へのお問合せは下記担当まで、お気軽にご連絡ください。

 

※当会は税額控除法人として認定されています。文社協への寄付や会費は控除の対象になっており、確定申告の際「所得控除」か「税額控除」を選択できます。